グリーンヒル歯科医院 ブログ。

・・・・・ 院長のひとりごと ・・・・・
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歯の痛み
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    美郷町温泉の桜

     歯髄炎の痛みをほぼ三週間経験してみました。
    冷水痛、咬合痛に始まり、患側の頭痛、耳のまわりの痛み、顎痛が起こりました。
    肩こりも顕著に出ました。
    ついに鎮痛剤が効かなくなってきました。
    もう冷水痛はなくなってきました。
    これは歯髄(神経)がかなりダメージを受けているサインです。
    鎮痛剤が効かなくなってきて歯科治療に集中できなくなる危険性がでてきましたので、抜髄を決心しました。
    痛みの経過、患者の気持ちなどペーパーの勉強よりもいい勉強ができました。
     
    抜髄途中の写真です。
    以前のブログにも書きましたが右上7番が歯牙亀裂による歯髄炎を起こしました。この写真で近心に亀裂が入っているのがわかりますか?
    中高年になるとしばしば見られる歯牙亀裂です。すべての亀裂が歯髄炎を起こすわけではありませんが、抜髄にいたるケースもあります。
     
     この亀裂による歯髄炎はブラッシングでは防ぐことができません。
    ブラッシングの重要性を説いて、正しいブラッシングを実践している院長ですので、この私の症例は亀裂による歯髄炎だと念をおしているわけですね。
     
     昨日抜髄しましたが、やっと痛みから開放され晴れやかな気持ちです。
    痛みをとることのできる歯科医師も捨てた職業ではないと思いました。
     司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」で児玉源太郎陸軍参謀本部次長が日露戦争中に歯が痛み、歯医者はおらぬかと尋ねる記述が出てきます。あいにく歯医者はおらず歯の痛みに児玉氏は苦しみます。
     歯の痛みを経験して初めて理解できる気持ちですね。ひょっとして司馬遼太郎氏も歯の痛みを経験しているのかもしれませんね。
     
     
    | hulaboy | 歯科治療 | 09:31 | comments(0) | - | - | - |









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