グリーンヒル歯科医院 ブログ。

・・・・・ 院長のひとりごと ・・・・・
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歯軋り(bruxism)
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    歯軋りは就寝中に無自覚に行なわれます。
    人に指摘されてあるいはご自分で歯軋りを行なっていることに気づく方もいますが、歯軋りを行なっていることに気づかない方も多いですね。

     歯軋りはさまざまな歯科のトラブルを起こす原因になります。
    歯周病の方で歯軋りを放置していますと歯の動揺が引き起こされてきます。
    歯軋りによって歯の磨耗も起こります。
    特に犬歯の先端部は磨耗が認めやすいところです。
    次の写真は磨耗のない正常な犬歯です。20代の方です。
    正常な犬歯はこのように先端部がとがっています。

     次の写真は本人は気づいていませんでしたが、歯軋りによって磨耗した犬歯です。
    右上の犬歯が磨耗しています。

    → 
    中心咬合から下顎を右にスライドさせていきますとこのように上下の犬歯が重なります。
    このように上下の歯をスライドした状態でがぴったりと重なることは歯軋りをしている根拠となります。
     実はこの方の歯軋りが問題となったのは7年間機能していた左下第一大臼歯部に埋入していたインプラントが動き出したことでした。歯軋りが原因でインプラント本体が動揺したと思われます。

     当時の問診では歯軋りはないということでprotection splint(ナイトガード)の装着を行なっていませんでした。今はインプラントの再治療後スリントを装着されています。そのスプリントに歯軋りの軌跡が刻まれています。
    protection splint
    歯軋りによって付いた軌跡
    ご本人もこの軌跡を見まして初めて歯軋りをされていることを自覚されたようです。
    下の奥歯がインプラントです。就寝中はスプリントで上の歯との摩擦からガードされています。

     歯軋りは歯の動揺、磨耗、歯牙破折、(歯冠部破折、歯根破折、)差し歯のプラスチック、セラミックの破折、破損、インプラントの上部構造破損、インプラント体の動揺などを引き起こす原因になります。歯を失ってしまう原因にもなってしまうこのようなトラブルを防ぐために当院では注意深く歯軋りの有無を診査してします。
     歯軋りされる方にはProtection Splint(ナイトガードと呼ばれているマウスピースのこと)を装着して就寝されますことをお勧めしております。
    | hulaboy | 歯科治療 | 15:18 | comments(0) | - | - | - |









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