グリーンヒル歯科医院 ブログ。

・・・・・ 院長のひとりごと ・・・・・
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放射能被害、山崎行太郎氏ブログ
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    原発が津波によって冷却水を送るポンプ系が破壊され燃料棒を冷却する能力がなくなり水素爆発や火災を起こし放射能を拡散しているという現象が起こっていると報道されています。

     

    今朝、東電の記者会見で要点を抑えていない記者の質問にいらいらしました。

    4号機での火災は使用済み核燃料棒を保存しているプールの水が蒸発してしまい燃料棒が露出していることが原因です。

     

     昨日のNHKテレビでの岡本東大大学院教授の解説を聞いて私なりの理解を述べてみます。

     原発での事故対策のマニュアルの基本は止める、冷やす、閉じ込めるだそうです。止めるは自動制御で止まっていますからここはクリアされています。

    冷やす、閉じ込めるができていないのが現状です。1,2,3,4、号機は建物が破壊されていますから原子炉から直接の放射能ではないにしても放射能を含む蒸気が屋外に漏れています。

     4号機で起こっている火災については熱を持っている燃料棒を冷却できないので、一時的に放水などによって火災鎮火を行なっても又再発する可能性が高いと思います。燃料棒について初めて知ったのですが、火のついた炭であれば水をかければ消えますが、燃料棒は熱を持ち続けていますので、持続的に燃料棒を冷却することが必要であり、その対策が取れなければ放射能拡散は増加するばかりでしょう。
     
     今の時点で火災に対して決死隊を募ってもナンセンスです。燃料棒の持続的冷却ができなけれが意味がありません。

     

     政府は公共のNHKテレビの電波を使ってここまで一般の人が理解できる情報を出しています。記者会見で最低限の勉強もせず一方的に企業を責めるばかりの記者は、はったおしたくなります。

    東電も対策のHow toを開示すべきです。対策がなければ住民は避難するしかないのですから。

     昨日は佐藤優氏のブログ記事を転載しましたが本日は山崎行太郎氏のブログ記事を転載いたします。菅総理批判です。
     

    菅直人首相の正体ーパターナリズムと危機管理の政治哲学

    「人気最低」「総辞職寸前」に追い込まれ、しかも週刊誌に「日本は君のものではない」とまで書かれるような、史上最低の総理大臣が、なんと「東北関東巨大地震」の発生とともに、待ってましたとばかりに、人気回復と政権延命を目指して急に張り切り始めている。恐ろしい。巨大地震よりこちらの方が怖い。ところで、ここ数日の菅直人首相の行動の詳細が、新聞報道などによって分かってきた。あらためて背筋が寒くなった。何をやっているんだ、この男は……というわけだ。国民は冷静だ。日本が沈没するわけではない。沈没寸前なのは菅直人と菅政権だけだ。しかし、この男は、破滅願望でもあるのかどうかしらないが、「未曽有の国難」とか「国家的危機」「陣頭指揮に立ってやり抜きたい!」と、大げさな言葉を乱発しながら、ヒーロー気取りの「終末論的」メッセージを国民に向かって発し続けている。おそらく多くの国民は、この田舎芝居染みた感情過多の「国民への呼びかけ」を、「この男、馬鹿じゃないの?」と思って聞いていることだろう。福島原発現地視察から始まった原発事故だが、昨日は、東電本社に乗り込んで、「撤退すれば東電は100%潰れます」と怒鳴りつけたあげく、「3時間11分も居座った。」のだそうである。「これでは業務妨害ではないか。この間首相官邸を空けたことは職場放棄だともいえる」と新聞に書かれても仕方があるまい。そもそも、「13日に蓮舫行政刷新担当相を節電啓発担当相に、辻元清美元国土交通大臣災害ボランティア担当首相補佐官に任命した」ことも、おかしい。何故、「節電啓発担当相」が、あの「嫌われ女」のキンキン娘・蓮舫なのか。しかもおまけに、「災害ボランティア担当首相補佐官」が、大臣になって甘い汁を吸わされた途端に、弱小政党・社民党から逃げ出した日和見政治家、次期選挙では落選確実の辻元清美なのか。菅政権の「人気取り」を目指した苦肉の策というわけだろうか。「女を出せば人気回復?」 まさかとは思うが、菅直人のやり方を総合的に判断すると、そうに決まっていると言うしかない。菅直人が考えることである。突然、菅直人が言い出したように見えた「計画停電」の話も、実は、菅直人がパフォーマンスのために、東電の計画を「横取り」し、自分の手柄にしようとしたのだそうである。繰り返して言うが、日本が沈没するわけではない。多くの国民は冷静である。冷静さを失って右往左往しているのは菅直人と菅政権のメンバーたちだけである。というわけで、東北の被災現地は、政治家がアホだから、自衛隊員や消防隊員はともかくとして、当面、国や県に期待しても無駄である。おそらく民間会社や民間ボランティア…に頼らざるをえないだろう。さらに言うならば、援助物資は、県庁宛で送りつけても無駄である。県庁の倉庫の片隅にうずたかく積み上げられるだけである。驚くべきことに、45日たっても、避難所には、水や食料など、援助物資が何一つ届いていないところが少なくないそうである。援助物資を送りたい民間会社や民間ボランティアは、具体的な避難所、ないしは現地の市役所宛に、つまり大船渡、気仙沼、東松島…等に、送り先まで指定して、送りつけるべきだ。以上転載

     私は管総理に対しては心情的には山崎氏に近いですね。
    佐藤優氏は非常事態だから管総理を支援しろと訴えていますが、あの顔をテレビで見るとスイッチを消したくなりますからね。それにレンホウ、辻元清美では翼賛しようなんて気にならないですよ佐藤さん。もっとましな人材はいないのでしょうか。

    | hulaboy | - | 09:39 | comments(0) | - | - | - |









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