2007.12.03 Monday
再生歯科医療
今再生医療が注目されています。
京都大学の山中伸弥先生の人の皮膚から万能細胞を作り出したという研究は世界的なニュースになりましたが、歯科の分野でも再生医療は注目を浴びています。
歯周病で吸収(溶けた)されてしまった骨を新たに再生する研究がおこなわれています。
大阪大村上伸也教授はサイトカインからFGF-2という骨再生を誘導するタンパクを研究されています。
この研究が順調に進むと歯周病で吸収された骨を再生させることが可能になるということです。
次の絵は歯科雑誌のクイント12月号の特集記事掲載の写真から改変したものです。
骨が水平的に吸収されています。現在ではこの骨を再生させることはできません。
FGF-2製剤が完成すれば骨を再生できるのではと期待されています。
名古屋大の上田実教授は患者の骨髄液から培養骨を作り、名古屋大学内の倫理委員会の承認を得て実用化されています。
インプラント治療の骨造成で既に実績をあげられております。
上顎洞に培養骨を注入した骨造成(名古屋大口腔外科症例写真)。クイント12月号より
一般臨床家にも培養骨が準備できる環境が整う日が待たれます。
京都大学の山中伸弥先生の人の皮膚から万能細胞を作り出したという研究は世界的なニュースになりましたが、歯科の分野でも再生医療は注目を浴びています。
歯周病で吸収(溶けた)されてしまった骨を新たに再生する研究がおこなわれています。
大阪大村上伸也教授はサイトカインからFGF-2という骨再生を誘導するタンパクを研究されています。
この研究が順調に進むと歯周病で吸収された骨を再生させることが可能になるということです。
次の絵は歯科雑誌のクイント12月号の特集記事掲載の写真から改変したものです。
骨が水平的に吸収されています。現在ではこの骨を再生させることはできません。
FGF-2製剤が完成すれば骨を再生できるのではと期待されています。
名古屋大の上田実教授は患者の骨髄液から培養骨を作り、名古屋大学内の倫理委員会の承認を得て実用化されています。
インプラント治療の骨造成で既に実績をあげられております。
上顎洞に培養骨を注入した骨造成(名古屋大口腔外科症例写真)。クイント12月号より
一般臨床家にも培養骨が準備できる環境が整う日が待たれます。